さらなる成長を後押しする環境へ サグリのオフィス移転

Vol.29 サグリ株式会社

東京都新宿区新宿3-5-6 キューブプラザ新宿三丁目内 ビジネスエアポート新宿三丁目

https://sagri.tokyo/

「人類と地球の共存を実現する」をビジョンに掲げ、衛星データとAIによって農業と環境課題の解決を目指すサグリ株式会社。事業拡大を伴う人員増加のため、今回新宿三丁目へご移転されました。同社の提供するサービスやオフィス移転の背景について広報をご担当されている樋脇様にお話を伺いました。

広報ご担当 樋脇誠治様

農地調査のその先へ

――御社のサービスについてそれぞれお聞かせください。

弊社には3つのアプリケーションを展開しています。1つは耕作放棄地を検出し、農地管理をデジタル化する「アクタバ」。また農作物の種類の調査をする「デタバ」。そして社名にもなっている、農地の土壌調査や分析をすることで効率的な農業を実現する「Sagri」です。「人類と地球の共存を実現する」をビジョンに掲げている通り、農地を宇宙から救いたいという想いからこれらのサービスをつくりました。現在サービスは農地を調査する農業委員会や地方のJA様、農家さんを中心に利用していただいています。

広々とした共用スペース

サービスを利用いただくことで、これまでかかっていた人件費や時間的コストが削減できる点がメリットだと考えています。人の目だと判断にバラツキや間違いもありますが、AIだとどの場所でも同じ基準で判断ができ正確性が担保されます。また、農地か耕作放棄地なのか調査して終わりではなく、農地を再生させる手助けもしています。

サービスの拡大と会社の変化

――オフィス移転のプレスリリース内で1年間で会社は大きく体制が変化したという代表者さまのコメントがありましたがどのように変化しましたか?

短期間にサービスラインナップが増えたことが大きな変化だと思います。1年前までは「アクタバ」しかありませんでしたが、「デタバ」「Sagri」と数ヶ月おきにサービスが増えましたね。

――現在、社員の皆様はどのような働き方をされていますか?

できるだけ自由な環境で働いてほしいという想いから、週3日はオフィスへ出社、その他はリモートでも可能といった柔軟な働き方をしています。出社することで社員同士コミュニケーションがとれて絆が深まり、何より自分たちがどういう目的を持って仕事をするのかの意思疎通が可能になります。今後もこの働き方は継続していきたいと考えています。

来客や打ち合わせに対応可能な共用スペース

施設を最大限に活用したオフィス環境へ

――ご移転のきっかけを教えてください。

やはり事業が拡大しメンバーが増えることによってオフィスが手狭になってしまったことが一番のきっかけですね。以前のオフィスでは、ビル内で部屋を借りて別フロアのコワーキングスペースを営業メンバーが利用したりと工夫しながら仕事をしていました。今後も事業を拡大していくことを見越し、のびのび働ける環境を提供したく移転の話が出ました。

――どのような条件でご移転先を探されましたか?

以前のオフィスも新宿に構えていたため「新宿エリア」という条件だけ固め、選定を始めました。

――ビジネスエアポートを選ばれた決め手は何ですか?

駅直結という点が大きいですね。雨にも濡れず非常に便利です。また新宿三丁目ということで近隣に飲食店も多く、メンバーも喜んでいました。ビジネスエアポートは都内にいくつか拠点があり、他拠点の利用が可能な点も大きな魅力でした。

共用スペースはちょっとした打ち合わせができるほか、来客にも対応できるため様々な働き方ができ非常に便利ですね。営業メンバーは共用スペースをよく利用しています。とても綺麗なため、今後採用面でも活躍してくれるのではないかと思っています。

これからのサグリ

――今後の事業の展望やオフィス戦略についてお聞かせください。

今後も引き続きサービスを充実させていきたいと思っています。これまでたくさんの実証実験を重ねてきましたが、自治体が予算をとって利用していただけるようになってきました。展開するサービスがより日本の末端まで届くように、また東南アジアをはじめとして世界にもサービスを展開していきたいですね。

またオフィスに関しては、働く環境が変わるだけでも会社の成長を感じることができると実感しています。サービスが増えることでエンジニアや営業の採用にも力を入れなければなりません。そのためには広いオフィスが必要になります。今後も良い環境づくりをしたいと考えています。

――この度は貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。

編集後記

ハイスピードでサービスラインナップを拡充されているサグリ様は今回働き方にフィットしたシェアオフィスへご移転をされました。共用スペースやサービスが充実しているビジネスエアポートは、メンバーの増員にもフレキシブルに対応でき、更なる事業拡大を後押しする最適な環境だと感じました。

インタビュー/服部
編集/木村
撮影/西崎(オフィス写真はサグリ様ご提供)