自社のオフィス移転を振り返ってみました

全国6拠点のうち3拠点のオフィス移転を実施した2021年。
東京本社・名古屋支店のオフィス移転から約3ヵ月が経ったところで、社員アンケートも交えて自社のオフィス移転を振り返り、2022年も自分たちの働く場所をアップデートしていきたいと思います。

VRや写真でオフィス移転を記録

東京と大阪の新オフィスは荷物搬入前に撮影し、VRツアーを作成しました。

▽東京本社 新オフィスVRツアー

▽大阪本社 新オフィスVRツアー


弊社の場合は、自社のオフィスのデザイン事例をお客様にご紹介する際にも役立ち、オンライン面接が増えた採用過程において、エントリーいただいた方に実際に働く場所をイメージしていただくためにも有効活用しています。

内装工事の前後の写真も記録しておくと面白いです。
こうして比較するとデザインの力って大きいですね。

 

社内アンケートから振り返るオフィス移転

移転後、東名阪3拠点いずれかに出社して働いているメンバーに社内アンケートを実施しました。(有効回答:50名)

新オフィスで満足している点(複数回答可)

1位 デザイン(回答数37)
2位 広さ(回答数30)
リフレッシュスペース・フレキシブルスペース  (回答数30)
3位 立地・アクセス(回答数25)

 

社員のお気に入りの場所は?

▽東京本社

ファミレス席・ハイカウンター・ソファなど多種多様なテーブルとチェアが並ぶリフレッシュスペースがお気に入りという回答が一番多くみられました。ランチタイムに一緒になる他部門のメンバーともコミュニケーションがはずむという声や、カフェのような雰囲気で気分を変えることができ業務がはかどるという声もあります。

テーブルやチェアは移動もしやすいため、社内イベントや懇親会などの社内イベントもこのスペースで開催できるようになりました。

新卒の内定式もリフレッシュスペースで開催

▽大阪本社

大阪本社は21階にオフィスがあるため、明るさや眺望、開放感を気に入っているという回答が目立ちました。執務室全体の居心地のよさに繋がっているようです。

窓際に配置されたソファ席やハイカウンターなどのリフレッシュスペースも好評です。

 

▽名古屋支店

他拠点とはテイストの異なるラグジュアリーなラウンジスペースが好評です。固定席以外でもラウンジスペースで気分を変えて業務することもでき、社内外のコミュニケーションにも利用されています。

 

移転後のオフィスへの要望

・携帯の電波状況を改善してほしい(東京)
・リフレッシュスペースに音楽が流れていた方が良い(東京)
・Wi-fiの速度が遅い時間帯がある(大阪)
・Web会議ブースの遮音性
・集中ブースが欲しい
・会議室のカメラやPCのスペックをあげてほしい

等、上記以外にも様々な要望が寄せられました。

携帯の電波問題は早速調査を依頼し、アンテナを増設する運びとなりました。移転してまだ数ヵ月ですが、新たにスツールや部屋のテイストにあった時計なども追加され、さらに快適になってきています。

リフレッシュスペースにはドリンクやプロテインも定期購入されるようになりました!

 

将来のオフィス戦略への意見

将来のオフィス戦略について意見やアイディアをきくと、主要ビジネスエリアが広い東京・大阪の営業メンバーからは、サテライトオフィスがあると嬉しいという意見が多くみられました。オフィスコンサルティングを手掛ける弊社では、オフィスビルのご内見のために様々なエリアに出向いたり、お客様の新・旧オフィスの現場調査のために外出する機会が多いため、このような意見が多くあがったのだと思います。
他には、ペーパーレス化をさらに進めたいという意見や、みんなが使うものを執務室の中央に配置するなどコミュニケーションをさらに促進するためのアイディアも見られました。

業種や職種によって働き方は異なりますが、定期的にオフィス戦略を検討し、社員の要望の多いものについては優先的に検討していくのがおすすめです。

 

最後に

オフィス移転はワークスペースにおける課題を解決・改善する絶好の機会です。移転前には社員からの要望をヒアリングし、新オフィスに反映していきましょう。また、移転してみないとわからない音問題やネットワーク環境、もっとこうしたらよいと思うことは必ず出てきます。移転後も、その時々の働き方や組織の状況に合わせて定期的にオフィス戦略を見直していきましょう。

オフィス探しからオフィスづくりまで、またオフィスの写真撮影や動画作成・VR作成などもお気軽にご相談ください。