『なんだか気が散って、仕事に集中できない』『ミーティングをしても、クリエイティブな意見やアイデアがなかなか出てこない』という声が聞こえてくることはありませんか?
社員を注意する前に、ちょっとまわりを見渡してみてください……それ、もしかしたらオフィス環境が原因かも?
今回は、社員のモチベーションを高め、人材採用にもポジティブな効果をもたらすオフィス環境についてご紹介します。
オフィス環境は社員のモチベーションに直結!?
一般社団法人日本オフィス家具協会の調査では、約71%のオフィスワーカーが「オフィス環境の良し悪しは、仕事に対するモチベーションに影響する」と答えました。
現状のオフィス環境の課題を把握しよう
たとえば、オフィスの明るさはどうでしょう? なんとなく日当たりが悪かったり、照明が暗かったり、逆に明るすぎるということはありませんか? もしくは、ずっとラジオが流れていたり、静かな環境が求められるスペースにまで社員が談笑する声が漏れ聞こえていたりということはないでしょうか?社員のちょっとした声にも耳を傾けてみると、冒頭のようなお悩みの根本的な原因がわかるかもしれません。
まずはここから! オフィス環境を改善する3つのポイント
デスクの配置やスペースの使い方は、業務効率を大きく左右します。業務内容や部署の人数などにあわせて、最適なレイアウトを検討しましょう。
短期で集中して業務を遂行しなければいけないような職種や状況では、フリーアドレス型よりもブース型(デスクの周囲をパーティションで囲ったレイアウト)や背面型(背中合わせにデスクを配置するレイアウト)などが向いていることも。
このように、レイアウトは業務内容や仕事のスタイルにあわせてコントロールする必要があります。
照明の色や明るさは、社員のモチベーションや作業効率に大きく影響します。また、比較的コストを抑えて交換できるため、オフィス環境改善の手始めとして取り入れてみてもいいでしょう。
ここでも、目的に合わせた照明を選ぶことが重要になります。照明には色や明るさの違いがあるため、下記を参考に、それぞれのスペースに適切なものを選んでみてください。①昼光色(青みがかった明るい白色):執務スペース向き
脳を覚醒させる効果があり、集中力を高めると言われている。
昼光色よりも暖かみがあり、生き生きとした明るい雰囲気が生まれる。
目が疲れにくく、リラックス効果がある。

デスクワークが中心の社員にとって、椅子は特にパフォーマンスを左右します。座り心地が悪いものを選んでしまうと、腰痛や肩こりなどの不調を引き起こし、業務効率が下がる原因となってしまうかもしれません。家具選定はデザインや価格も重要ですが、まずは社員の目線になって行うことで、オフィス環境への満足度が高まることが期待できます。
快適なオフィス環境は人材採用にも効果的!
また、移転をきっかけにオフィス環境を改善したいなら、居抜きオフィスナビをチェック。『こんなオフィスで働きたい!』と思えるようなデザインのオフィスを多数ご紹介しています。もちろん、オリジナルの内装デザインを一緒に考えることもできるので、お気軽にご相談くださいね!