“バイセル”の株式会社BuySell Technologies ――「つなぐ」が生まれる場

 

 

オフィスって、なんのためにあるんだろう?

そこに居るだけでわくわくするようなオフィス、企業の理念や方向性を表現するオフィス、あたらしい働き方ができるオフィス。日々さまざまなお客さまのご移転のお手伝いをしているわたしたちは、これまでたくさんのオフィスに出会ってきました。

オフィスは働く場所。でも、それ以上の価値もある。

Power of the OFFICEでは、これからの時代のオフィスづくりのヒントになるような、パワーを感じるオフィスをお伝えします。

 

Vol.1 株式会社BuySell Technologies

東京都新宿区四谷4-28-8 PALTビル 8階

 

8階のエントランスは、透明感のあるホワイトを基調としたデザイン。壁に記されたミッションステートメントはおのずと訪問客の目に留まり、企業の顔としてふさわしい。印象的なのは、エレベーターを降りた瞬間にただよい気分を和らげる「香り」だ。

 

6階、照明が抑えられた薄明るいフリースペース。柱にあしらわれたグリーンが目を癒す。こちらには、上階とは異なるいい香りが辺りに拡がる。

 

Power of The OFFICE Vol.1は、株式会社BuySell Technologiesさま。
四谷三丁目と新宿御苑前の中間地点、静かなエリアにたたずむビルの中にあるのが、出張訪問買取サービス「バイセル(BUYSELL)」を運営する株式会社BuySell Technologiesさまのオフィスです。約600坪のオフィスを借りられるまでになった成長の礎を築いた時代の社名をモチーフとして残す内装や、大人数でピザパーティを開くこともあるというフリースペースなど、話題のサービスの運営会社のオフィスを取材しました。

 

株式会社BuySell Technologies マーケティング戦略本部 ブランドマネジメント部 吉本慎之介さま(左)・総務部 増井 将範さま(右)

“ものをつなぐ”=「バイセル」へ メリハリある企業文化のチカラ
―― 御社の事業内容について教えてください。

弊社は、ネット型リユース事業として「バイセル(BUYSELL)」というサービスを運営し、出張訪問買取とそれにともなう販売をおこなっています。メイン商材は着物で、着物を中心とした出張訪問買取をさせていただき、買い取ったものを法人・個人に販売するという流れです。

 

 

―― 「バイセル(BUYSELL)」というサービスについては、CMなど広告でよく拝見しています。そのサービスを運営する御社は、どのような社風なのでしょうか。

弊社のバリューは、「すぐに、つなぐ」「みずから、つなぐ」「おそれず、つなぐ」です。上や下から圧をかけられずとも自分のタスクを自分から率先してどんどんやっていこうという風土があり、それに対して周りがとやかく言うことも全然ないので、挑戦しやすい環境だと思います。仕事のときは切磋琢磨しますけれども、基本的には和気あいあいしています。みんなでピザパーティをしたり飲み会を開いたり、そういうのはみんなで仲良くやろうっていう雰囲気がありますね。

 

社員の皆さまは、ピザパーティが大好きだそう。何かのイベントごとの際には宅配ピザを何十枚を注文し、このスペースでわいわい楽しむのだとか。

 

――ピザパーティ! 素敵です。どのくらいの頻度でされるんですか?

 

ピザパーティーはたぶん、月1以上はしています(笑)。プロジェクターで映像を見ながら、イベントを開催することもありますね。あまりにイベントの頻度が多いので、先日マイクを買いました。

 

 

―― 企業文化に絡めて、採用サイトに「若手が育ちやすくどんどん昇進する」という一文がありました。これに関して、何か具体的な施策をされているのでしょうか。

 

「これをやってます」というものはなくて、たぶん企業の文化的にそういうふうになっているんだと思います。挑戦することに対して、会社として基本的にアグリーですし、バリューにコミットしていくメンバーは必然的に昇進していきますよね。会社的に「何年たったら昇進させますよ」ということではなくて、社員自らチャレンジしたらいいし、それに対するセミナーや勉強も推奨するというスタンスなので、そういう意味では若手が育ちやすい環境だと思います。

 

―― 会社として、今後どのようなことにチャレンジしていきたいですか。

まず、会社としては、出張訪問買取という部分をどんどん伸ばしていこうとしているところです。今はまだ、出張訪問買取ということばもバイセルという会社じたいも浸透していないというのが私たちの肌感覚でもあるので、そこのブランド醸成をおこなっていきます。ちょっと大きな話ですけど、お客さまに「ものを売る(買う)んだったらバイセルだよね」と言ってただけるような社会文化を創っていきたいなという気持ちはもちろんありますし、ただ売る・買うというところを飛び超えて、「ものをつなぐ」という会社のミッションを実現するようなサービスを創っていきたいと思っています。エンジニア採用をさらに強化して、自分たちのサービスのテクノロジー化にチェレンジしていきたいです。

 

 

第一印象で射貫かれるオフィス 会話や交流が生まれるデザイン
―― フロアごとで、エレベーターを降りたときの雰囲気に違いを感じました。それぞれコンセプトを変えられているのでしょうか。

大きく書かれた社名が目に飛び込む、エレベーターホールの壁。バリューにもある「つなぐ」というイメージが想起される、エントランスまで続いていく線のデザイン。

 

 

8階、そして9階のコールセンターは、弊社の前社名「エース」からトランプのインスピレーションを得てデザインしていただきました。柱などにトランプのマークと数字が書いてあります。

 

各会議室は、それぞれトランプのモチーフがあしらわれる。こちらはクローバー。入室管理システムの上に光るマークもおしゃれだ。

 

それと、会議室の通路が斜めに施工されていることで、空間が広がって見えますね。両サイドの会議室が目に入り、ガラスパーテーションなので中の様子も見え、透明性があるイメージです。

 

会議室は、エントランスに対して斜めにレイアウトされ、より奥行きを感じるような意匠がある。

 

6階は若干暗く、香りも変えて、降りたときに印象が変わるようにしています。

 

6階はうってかわってダークなイメージで、違う印象を楽しめる。木目の壁に薄っすらと影を落としている企業ロゴのサインが大人っぽい。

 

 

―― ほんとうに素敵なオフィスです。周囲の評判はいかがですか?

 

私は商談や外部との打ち合わせが多いんですけど、来社された方から「いい匂いですね」というのはぜったいに言われます(笑)。社内でいえば、移転前にはなかったプレイルームは、皆さん気に入っているようですね。こちらは、女性社員の「休憩場所がほしい」という意見から生まれたスペースです(※)。

 

写真提供:株式会社BuySell Technologies

 

―― 採用広報の中で、オフィスの効用は感じられますか。

採用チームはここで面接をやっているので、その効果は大いにあると思います。きれいなオフィスということで学生さんが訪問してくれたり、それを入社理由にしてくれる子とかもたまにいたりするので、内装にこだわったオフィスは良いと思いますね。

 

6階の会議室は、windやearthなど、自然をモチーフとしたネーミングになっている。より集中したい会議にはもってこいの空間づくりだ。

 

―― ちなみに、吉本さん個人的には、最初にこのオフィスに足を踏み入れたときの印象はいかがでしたか。

「すごいところに来ちゃったな」、というのが最初の印象です(笑)。

 

 

こちらに来る前に事業内容を聞いたときには、「リユース事業」というものが正直よく分かっていませんでした。質屋さんのようなイメージをしながらオフィスに来たら、「なんだこのオフィスは!」と思いましたね(笑)。

 

―― もしつぎの移転を手掛けるとして、「こうなったらもっといいな」という点はありますか。

 

私は色んな営業部の拠点とかもつくっているんですけど、ここのスペースがすごく気に入っているんです。会議室を使うまでもないちょっとした相談をしたりとか、休憩がてら談笑したりとか、ふれあいを持てるスペースはもっと多く取りたいなと思いますね。

 

 

現在、従業員数700名超でなお継続的に増えつづけているという規模の会社としてのシステムはきちんと整備されていながら、ベンチャーらしい雰囲気は失われていない会社全体のバランスのよさを感じることができた取材でした。ちょっとしたパーティやイベントなどに役立つフリースペースは、社員同士のコミュニケーションを助け、より良い仕事を生みだすきっかけとなっているのかもしれません。

 

 

 

「Power of The OFFICE」で取材をご希望される企業様へ

下記メールアドレスに、オフィス内の様子がわかるお写真(ホームページのURLなどで結構です。)とあわせて、ご担当者様のご連絡先をお送りください。担当者から、折り返しご連絡させていただきます。取材・掲載に謝礼等はいただいておりません。

担当:オフィスナビ株式会社 広報担当 軽部

y-karube@office-navi.co.jp