【仙台エリア再開発】竣工予定の新築オフィスビルを大特集!【2023年〜竣工予定】

【仙台エリア再開発】竣工予定の新築オフィスビルを大特集!【2023年〜竣工予定】

仙台では、仙台市が推進する「せんだい都心再構築プロジェクト」により、市街地の再開発が進んでいます。

この記事では「せんだい都心再構築プロジェクト」の概要や、仙台にオフィスを設ける意義とともに、2023年以降に仙台エリアで竣工予定のオフィスビルの中から、オフィスナビが注目するプロジェクトをご紹介

仙台への展開を考えている企業や、仙台市内で規模の拡大に伴って移転を考えている企業は、ぜひチェックしてみてください。

「せんだい都心再構築プロジェクト」って?

「せんだい都心再構築プロジェクト」の概要

「せんだい都心再構築プロジェクト」とは、震災復興の次なるステージを目指して、経済活動と交流の中心的舞台である仙台の都心部を再構築するために、仙台市が実施しているプロジェクト

2019年に第一弾、2020年に第二弾の施策が発表されました。まずは、その概要を簡単にご紹介します。

第一弾:老朽化したビルの建替えと企業誘致

仙台市の都心部では、指定容積率を超過した既存不適格の建物や、老朽化した建物の割合が高まっている状況にあります。

そのような現状を踏まえ、ビルの更新や新築を誘導することで都心の機能を強化し、市街地環境の改善を図るために、第一弾として下記の施策が発表されました。

  • 「仙台市都心部建替え促進助成金制度」の創設
  • 「高機能オフィスの整備」(※)に着目した容積率の緩和
  • 「仙台市市街地再開発事業補助金制度」の拡充

※オープンスペースや物販店舗、飲食店など地区の賑わいに貢献するような施設を整備し、仙台市が定める設備や仕様を有する、一定規模以上のオフィスのこと。

第二弾:雇用創出と産業集積の加速化

第二弾では、雇用の創出や産業の集積を加速化させるため、関連制度の対象の拡充や新たな制度の創設が実施されました。

「企業立地促進助成制度」の対象の拡大

  • 「企業立地促進助成制度」の雇用加算の対象要件を、「市内在住」から「仙台都市圏在住の正社員」まで拡大
  • 都市再生緊急整備地域に立地する企業を対象に、バックオフィス助成制度の雇用加算額を拡充

 

テナント退去支援制度の創設

  • 「仙台市都心部建て替え促進助成金」の指定を受けて建て替えを行うビルに入居し、市内に移転する中小企業の事業所に対して、移転先オフィスに係る月額賃料の3カ月分を助成

 

「グリーンビルディング」の整備を促進するための方針の策定

  • 都市再生緊急整備地域において、環境に最大限配慮された「グリーンビルディング」の整備を促進するための仙台市独自の方針を策定

 

詳しくは、仙台市のホームページをご覧ください。

 

仙台にオフィスを設ける意義

優秀な若手人材が豊富

仙台市民のうち、20代~30代の人口は27万人超で、ほかの主要都市と比べても高い数値となっています。

また、仙台市の都市部には多くの高等教育機関があり、毎年優秀な人材が輩出されています。高等教育機関は100以上存在し、学生数は75,000人以上。特に理工系の大学・専門学校は数が多く、最先端の技術を学んだ学生が多くいます。

仙台エリアにオフィスを展開することで、優秀な若手人材に就職先として選んでもらえる可能性が高まるというメリットがあります。

コストパフォーマンス

交通機能

2015年に地下鉄東西線が開業したことにより、地下鉄南北線や路線バス、JR線とあわせて、仙台市を中心とした主要エリアは公共交通機関によってほぼ網羅されています。

また、総務省の調査によると、仙台のビジネスパーソンの平均通勤時間は東京の6割程度。首都圏の通勤電車のような大混雑もなく、速く・快適な通勤ができます。

賃料や物価水準

仙台市のオフィスビルの賃料は、首都圏に比べて安価。利便性を考慮すれば、国内のほかの主要都市と比較しても、非常に優れたコストパフォーマンスが実現しやすい立地です。

また、物価の水準も他都市と比べて低いため、同額の給与額であっても、より豊かな生活を送ることができます。特に出費の大きな割合を占める家賃については、東京23区のエリアと比較すると、仙台市内は半分以下という調査結果も。QOLや暮らしの豊かさを求める現代の社会人には、魅力的な土地と言えるでしょう。

首都圏への良好なアクセス

陸のアクセス

仙台〜東京間は東北新幹線が最短90分で結び、仙台〜大宮間は「はやて」・「はやぶさ」がノンストップで走っています。首都圏との良好なアクセスを実現していることで、日帰りのビジネスや、本社との密な連携、トラブル発生時の迅速な初動対応が可能です。

空のアクセス

仙台空港は、国内はもちろん、東アジアなどの主要都市を結ぶ路線を運航しています。仙台空港と仙台駅を最短17分でダイレクトにつなぐ仙台空港アクセス線により、仙台市中心部まで短時間でのアクセスが可能です。

「防災環境都市」としての魅力

仙台市は、東日本大震災前から進めてきた防災の取組みと、震災の教訓を踏まえた復興まちづくりにおいて、防災の模範となる「ロール・モデル都市」として国連から認定を受けました。

仙台市は強い地盤の上に市街地が形成されており、地震に強い街。東日本大震災では、揺れにより倒壊してしまったビルはひとつもありませんでした。また、宮城県沖地震での教訓から地震対策がなされていたことで被害は少なく、電気・水道などのインフラの復旧も早く進みました。

BCP(Business Continuity Planning)の観点が欠かせない今後の企業活動において、仙台市はリスク分散の拠点としても有力な候補となりえます。

 

仙台エリアで竣工予定のオフィスビル

アーバンネット仙台中央ビル

オフィスナビ仙台 営業担当のコメント

こちらは、「せんだい都市再構築プロジェクト」の第一号物件。2024年度に運用開始予定の次世代放射光施設(※)との連携や、スタートアップ拠点の構築を図っていこうとしているビルです。

オフィスの基準階は、仙台駅西側エリアで最大級のワンフロア約1,781㎡(約480坪)。最小99㎡まで分割可能で、さまざまな企業のニーズにフレキシブルに対応できます。

※次世代放射光施設:東北大学の青葉山新キャンパスに、国と地域、産と学が一体となって建設を進める新たな研究開発施設。ナノレベルで物質を観察できる「放射光」を使って、新しい機能を持つ材料やデバイスの開発、創薬の研究開発等が行われます。

アーバンネット仙台中央ビルの物件詳細へ

所在地:宮城県仙台市青葉区中央4丁目4-10(地番)

交通: JR「仙台」駅、地下鉄「仙台」駅

竣工:2023年11月(予定)

規模:地上19階、地下1階

延床面積:約42,000㎡(約12,800坪)

 

(仮称)ヨドバシ仙台第1ビル

オフィスナビ仙台 営業担当のコメント

こちらも「せんだい都市再構築プロジェクト」の一環であり、国土交通大臣から優良な民間都市再生事業計画として認定を受けた新築プロジェクトです。

9階以上の高層階はオフィスフロアで、1〜6階の低層階は「ヨドバシカメラ マルチメディア仙台」を中心とした商業施設になります。飲食店や衣料品店、スーパーマーケットなど、さまざまなテナントを誘致することで、新たなランドマークになりそうなビルですよ。

また、バスターミナルの整備による交通機能の強化を目指していて、東北各地や首都圏への高速バスが発着予定となっています。

※物件詳細ページは現在準備中です。詳細は営業担当まで(0120-575-440)

所在地:宮城県仙台市青葉区中央4丁目4(地番)

交通: JR「仙台」駅、地下鉄「仙台」駅

竣工:2023年4月(予定)

規模:地上12階、地下1階

延床面積:約76,460㎡(約23,000坪)

 

T-PLUS仙台

オフィスナビ仙台 営業担当のコメント

地下鉄「仙台」駅から徒歩1分。「せんだい都市再構築プロジェクト」にのっとって緑化計画を組み入れた、先進的なビルです。耐震構造は建築基準法の1.5倍で、非常用発電設備を用意するなどBCP対策を徹底しています。

 

T-PLUS仙台の物件詳細へ

所在地:宮城県仙台市青葉区中央3丁目8(地番)

交通: JR「仙台」駅、地下鉄「仙台」駅

竣工:2024年1月(予定)

規模:地上12階、地下1階

延床面積:約14,000㎡(約4,200坪)

 

T-PLUS仙台広瀬通

オフィスナビ仙台 営業担当のコメント

地下鉄「広瀬通」駅から徒歩1分、広瀬通の角地に面した視認性のいいビルです。

1階部分と9階のテナント専用屋外テラスには緑化エリアを配しており、開放感のあるガラス窓により、室内からも街路樹が目に入ります。緑と一体化したオフィスビルで、癒しを得ながら執務ができます

また、貸室内へ10VA/㎡の電力供給が可能な非常用発電機を設置予定など、万が一の事態に備えたBCP対策も万全。「T-PLUS仙台」と同様に耐震基準は標準よりも高く、1.25倍を実現しています。

T-PLUS仙台広瀬通の物件詳細へ

所在地:宮城県仙台市青葉区中央2丁目11-7(地番)

交通: 地下鉄「広瀬通」駅、JR「仙台」駅

竣工:2023年4月(予定)

規模:地上9階

延床面積:約3,620㎡(約1,000坪)

 

新仙台KSビル

オフィスナビ仙台 営業担当のコメント

仙台駅の東口を出てすぐの場所にある、「仙台KSビル(旧・パスコ仙台ビル)」の跡地に建設が決まったオフィスビルです。基準階の面積は約158坪ですが、最小で約29坪の区画割りを想定しているため、好立地への移転を考え始めた10〜15名程度の企業に最適だと思いますよ。

シルバーのファサードがさわやかで、最上階には従業員の憩いの場となる屋上庭園を設置予定。移転を採用ブランディングの機会にしたい企業にもおすすめです。

新仙台KSビルの物件詳細へ

所在地:仙台市宮城区榴岡2丁目2-11(地番)

交通: JR「仙台」駅、地下鉄「宮城野通」駅

竣工:2024年2月(予定)

規模:地上8階

延床面積:約3,870㎡(約1,170坪)

 

仙台国分町PJ

オフィスナビ仙台 営業担当のコメント

銀杏並木が並ぶ、広瀬通りに面したオフィスビルの新築計画です。木造と鉄骨造のハイブリッド構造を採用し、内外装にも木質材料を多く採り入れることで、“杜の都” と称される仙台の美しい並木通りとの調和を図ります。

 

また、フィルターの高性能化による空調対策、エレベーターや貸室出入口のタッチレス機能などを導入。ポストコロナの機能性や快適性に配慮したビルなので、現状入居しているビルの対策に不安を感じられている企業にもおすすめです。

※物件詳細ページは現在準備中です。詳細は営業担当まで(0120-575-440)

所在地:宮城県仙台市青葉区国分町1丁目7番(地番)

交通: 地下鉄「広瀬通」駅、「青葉通一番町」駅

竣工:2023年11月(予定)

規模:地上10階

延床面積:約10,200㎡(約3,085坪)

 

他にも新築/築浅オフィスも掲載しておりますので、是非参考にしてみてください。

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