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オフィス移転企業インタビュー オフィス移転の目的やその効果を企業経営者に徹底取材!

塚本 州 様

株式会社シグナストラスト

代表取締役 塚本 州

今回、東京本社のご移転をお手伝いさせていただいた株式会社シグナストラスト様は、 「取り組む全事業において集客の概念を覆し、いかなる事業環境におかれても変化・創造・成長の歩みを続ける事」を企業理念に掲げ、社員の人間力・営業力を活かした電気事業・飲食店サポート事業に取り組まれています。
代表取締役 塚本様に、事業内容や採用方針、今回の本社ご移転についてお話をうかがいました。


― ◆御社は飲食店のサポート事業からスタートされましたが、創業のきっかけを教えていただけますか?

もともと飲食店の集客支援に特化した「満席サポート」事業からスタートしたのですが、最初は契約していただきたい飲食店に勝手に送客をしていました。
先に実績を作って喜んでいただいてから、契約していただくという非効率なことから地道に行っていましたね。1日に40人くらい送客をしていました。それまで営業経験はありませんでしたが、私は学生時代にアメフトをやっていたこともあり、同期や後輩など一緒に働くメンバーは集めることができました。
あまり競合する他の会社がいなかったので、これまで生き残ってこられたと思っています。


― ◆いま御社が一番注力されている事業について教えていただけますか?

いまは電気事業に一番注力しています。
新電力である「エビス電力」を利用することで、既存の大手電力会社より断然お得な価格でお客様に電力をご利用いただけます。
電気事業部の社員は代理店構築をしたり、新規のお客様にもコスト削減を直販でご提案させていただいておりますが、弊社は、いままで飲食店のサポート事業を行っていましたので、そのような既存の事業部にのせて、すでにお付き合いのある飲食店舗にもコスト削減をご提案させていただいて喜んでいただいています。
インフラはなかなか差別化が難しいので、営業力勝負だと考えています。
先に参入している企業を超えていくには、お金で超えるか人で超えるかどちらかなのですが、インフラ関連の事業をお金で超えていくには数千億規模の投資が必要なので、弊社は人で超えていこうという方針で取り組んでいます。
今はよそ見できない時期なので、この事業を太く強くしていくことに注力しています。


― ◆人が主力のビジネスにおいて、どのように御社は採用をされているのでしょうか?

飲食サポート事業の現場のアルバイトスタッフから正社員に登用するケースがほとんどですね。
アルバイトスタッフも社員もお互い2~3年お互いを見る期間があるので、ミスマッチがおきにくいです。
従業員が100名を超えてくれば、中途採用の媒体や人材紹介を使ったほうがよいのかもしれませんが、まだ弊社の規模感だと、縁故採用(社員からの紹介)でいけるのであればそれにこしたことはないと考えています。
弊社では、学生の場合、野球・ラグビー・アメフトなどのチームスポーツ経験者で、全寮制経験者もしくは部活の主将経験者もしくはインターハイ出場者といったように、採用したい人材の基準が明確にきまっているので、外部の媒体で数十万をかけて募集するよりも、社員からの紹介で採用できた場合は、社員に還元することにしています。
紹介での入社の方が、変な辞め方をする社員もいないですし、先輩社員に面倒をみてもらうこともできますしね。


― ◆オフィスナビを知っていただいたきっかけを教えていただけますか?

2017年の12月頃、私の先輩の会社が渋谷のオフィスを退去される予定があって、そこに居抜きで入居しようと思っていたので、自社が入居していた恵比寿のビルの居抜き募集だけ依頼しようと思い、オフィスナビさんが運営されている「居抜きオフィスナビ」というサイトを見て、問い合わせをしました。
ただ、事情があって先輩の会社が入居されていたビルには移転できなくなったため、急遽、移転先も探す必要がでてきて、物件提案も山下さんに依頼しました。


― ◆ご提案物件の中から4物件内見していただいたようですが、申込の決定打はどのようなポイントでしたでしょうか?

社員の住んでいる場所は変えられないので、当時オフィスがあった恵比寿駅から前後2駅くらいで探しました。
山手線が利用できて、ビルのスペックや築浅という点を考慮すると、ここしかなかったですね。
オフィスは採光がきちんと確保できるところでないと嫌なので、採光性が高いところも気に入りました。
以前のオフィスが天井高2,900mmだったので、本当はそれくらい欲しかったのですが、こちらのオフィスの天井高は2,700mmでも、窓の開口部が足元から天井まであるので、実際よりも高く感じます。



眺望がぬけており執務室も採光性が高く保たれています


光あふれる窓際の会議室

― ◆今回のご移転で注意されたポイントはどのような点ですか?

以前のオフィスが手狭で移転をすることにしたのですが、2018年は事業の変革期でもあり、業績がものすごく伸びていた時期だけではなく、一時期は厳しい時期もありましたので、広いオフィスに移転したからといって従業員が勘違いしすぎないように、社員との意識の共有には特に気をつけました。


照明を上手に利用したあたたかみある打ち合わせスペース

社員のリフレッシュスペースとしても活用されています


― ◆内装についてはどのような点を工夫されましたか?

前回のオフィスと同じ内装業者さんに依頼し、もともと利用していた家具などをうまく利用できるように考えていただきました。天井を抜けなかったため、引渡時の天井パネルから木目調のものに張替え、印象を変えました。


床・天井・柱の柄でこれだけ印象が変わります

天井を木目調にすることでナチュラルな印象に

― ◆担当させていただいた山下の対応はいかがでしたでしょうか?

申込をする際に、山下さんと作戦会議し、賃料とフリーレントのバランスを試算しました。
何年入居するなら、この条件で合意すれば一番メリットがあるのではないかというような内容を話し合い、オーナー様とのキャッチボールを山下さんにお任せしました。
おかげさまでよい条件で入居することができ、感謝しています。対カスタマーの部分しか私は分かりませんが、ずばぬけて対応がよかったです。




◆担当営業(山下)より


当初は、ご移転先をご紹介する側で繋がりを持てたわけではなく、
当時自分自身が特に力を入れていた居抜き退去サービスでお問い合わせを頂き、ご利用頂けた事が嬉しかったです。
その後、塚本社長からオフィス紹介のご依頼まで頂きましてご契約させて頂きました。交渉については私自身もチャレンジングな内容でしたが、シグナストラスト様のご希望と自分自身の想いも塚本社長と打合せを出来たことが本当に良かったです。
提携のお話を含め、お互いにビジネス上でも繋がっている事で今後もシグナストラスト様と末長くお仕事出来ることを楽しみにしております!

◆編集後記

企業様によって、オフィス移転のタイミングには様々な局面がありますが、
会社の変革期を乗り越えるために経営者の方がオフィス移転にかける熱い想いを持たれていること、
また、移転について社員への共有の仕方がいかに難しく重要であるということをうかがい知ることができました。
いまでもほとんどの採用を社員や既存アルバイトスタッフからの紹介により成功されている点や、変化をしつづけることの重要性は弊社においても参考にさせていただきたいと強く思いました。
この度はインタビューにご協力いただき、ありがとうございました

営業担当:山下
インタビュー:服部
写真撮影:平井

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